

友近真那
本日はなでしこリーグ2部入替戦第ニ戦にお越しいただきありがとうございます。
昨年の11月13日、私たちはこのグラウンドで、2-3の逆転負けを喫し、なでしこリーグ昇格が絶たれました。
苦しくて、悲しくて、苦しくて、もう頑張れじゃないんかと思う瞬間もありました。
だけど私たちは再び立ち上がり、新たな選手、スタッフを加え、色んな事があった日々を乗り越え、今日この日を迎えています。
私たちは先週の第一戦を落とし、昨年と全く同じ状況での今日の第ニ戦を迎えます。
人生で起こることはすべて必要であり必然。
昨年の敗戦の瞬間から、今日この日を迎えることは決まっていたのだと思います。
昨年は打ち破れなかった壁を、一年経った今日、打ち破る時。
クラブ創設時に掲げられた"なでしこリーグ昇格"という想いを"形"にする時。
ディオッサ出雲FCに携わる全ての方への感謝を2023年、必ず結果で恩返しします。
トモに アツく 戦ってください。
photo:ディオッサ×小川高志(山陰パナソニック(株))

堺 陽二
あの受け入れ難い敗戦の日から1年…。
ディオッサ出雲8回目の挑戦を経て、史上初の入替戦進出、悲願のなでしこリーグ昇格まで残り40分まで時計の針は進んでいた。
2-0の状況であったし、皆んなが求めていた夢を「この手で掴んだ」とさえ思えていた。
目の前は明るい筈だった。
その後、急な天候の変化により嵐が襲う。即席で建てられた仮設スタンドを埋め尽くす1000人以上の大声援が消えた。
一時避難を余儀なくされ、ピッチに残された選手だけが、暴風雨に曝され孤独な戦いを強いられていた。
気が付けば試合はあっけなく終わっていた。セットプレーから悪夢の3失点、引き分けでも昇格は達成出来たが、最後まて歯止めは効かなかった。
この敗戦の意味は?
何故嵐が襲ったのか?
どうして昇格出来ないのか?
心の整理はしばらくつかないでいた。
今日はあれから1年なのだ。
選手たちは再び勇敢に立ち上がった。
「過去は変えられる」
昨年、試合後すぐに出来事を受け入れる事は確かに難しかった。でもこの辛く苦い経験が、ディオッサを強くしてくれると信じた。いつだってチャンスはピンチの振りをしてやって来る。もう駄目かと思う状況が何度も訪れた。心が折れるギリギリまで試され続けた。それでも選手たちは諦めなかった。そうして再び似たような条件下で、今日に帰って来たのだ。
昇格を達成させた時に見える景色からは、あの日の敗戦がもたらす本当の意味を教えてくれると信じている。モノの捉え方、考え方、視点、見方、すべてを変換することが出来る。
未来は決まっている。昇格するチームは3枠、どのチームかが必ず入る。これは決まった事実である。
そしてその3枠を決められるのは自分たちの現在の選択にある。どれを選ぶのかは、今日の私たちの意思と決意と行動にある。
ならばあの日掴めなかった夢をしっかりと離さずに握り締めるまでしっかりやり切ろう。大丈夫!ディオッサ出雲だから出来る!出来る!出来る!出来る!必ず出来る。
本日このホームゲームは、大切な人たちに囲まれて最高な雰囲気を創り出してくれている。パワーがみなぎるし、自信にも溢れている。今日のディオッサ出雲はどこよりも逞しい。大声援を心で感じて一生懸命に動く。
皆様は声を張り上げ楽しい時間を存分に堪能してください。
ディオッサファミリーの皆様、昇格達成おめでとうございます。
全てはディオッサ出雲が昇格するために全身全霊を捧げます。
photo:ディオッサ×小川高志(山陰パナソニック(株))
チームからのお願い
脚立等を使用しての観戦はご遠慮ください。
鳴り物での応援はお控えください。
施設利用上、「禁止」されていますのでご理解ください。
危険ですので、ゴール裏スタンドでは立ったり、飛び跳ねたりしないでください。
傘をさしての観戦は、お控えください。
ペット同伴の場合、抱きかかえての観戦をお願いします。
試合運営に支障をきたすと判断した場合には、退出していただくこともあります。
出雲ドーム屋根下は、通路であり、ドーム内利用者の避難経路です。立ち止まっての観戦をお控えください。
観戦いただくすべての皆様が安心してご観戦いただけるよう、また、出雲健康公園内の一部施設であるため、他の施設利用の方も含め、安全にご利用いただきますようご理解ください。
予想スターティングメンバー

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ディオッサ(DIOSA)とは
スペイン語で女の神という
DIOSA IZUMO